暇つぶし日記

特にないね。思ったこと書きたいことを書くだけ。自己満足。

アルバイト生活を振り返る

社会人になってから、アルバイトがいかに楽しかったかが身に染みる。

ぼくは、学生時代に5つバイトを経験した。

 

最初にバイトをしたのは、百貨店の中にある味噌屋。知り合いに頼まれて断れずに始めた。人生で初めてのバイトだった。周りはおじさんとおばさんばっかりだったけどみんなとても優しくて良かった。あるパートのおばさんは毎日のように身長が伸びるようにとぼくに牛乳をくれた。ぼくにとってそれは拷問に等しかった。牛乳は大嫌いだったけど、その人の好意を台無しにできなかったからとても美味しそうに飲むように頑張った。あの頃の演技は、きっとアカデミー賞助演男優賞くらいはいけた。大学の履修やらサークルやらの関係で時間が合わなくて辞めた。

 

次は、家の近くにあるオシャレなカフェでやった。理由は、料理できるようになりたかったから。だから、キッチンに入った。ただ、地獄だった。22時までのシフトのはずが25時まで入ることもあった。しかも、休憩時間はなかった。ひたすらプチトマトを8時間続けて4等分に切る日もあった。半泣きになりながら当時付き合ってた彼女に電話で辞めたいけどシェフが怖くて辞めれないって言ったのもいい思い出。シェフの人がかなり怖くて、理不尽過ぎて堪忍袋の尾が切れたぼくは冷蔵庫をぶん殴ってその日のうちに辞めた。

19歳くらいの自分、物に当たるのは良くない。

 

そして、レンタルDVD屋でバイトを始めた。バイトの業務はとても簡単でとても良い先輩たちにも出会えた。バイトのサボり方とかタバコとかもその人たちを見て学んだ。最初のうちは、月に2万とかしか稼げないくらいシフト削られてたから並行してコンビニの早朝シフトを始めた。朝起きれなくて3日で辞めた。店長にLINEで貧血で朝早く起きるとめまいがするって言った。単純に眠いから頭がぼっーとするだけなのに。留学に行くにあたってレンタルDVD屋も辞めた。

 

学生生活最後のバイトは映画館だった。

このバイトは、ぼくのアルバイト人生で最も楽しくて素晴らしい時間だった。帰国してしばらくニートしてた自分に友達が誘ってくれた。応募が60人とかある中で3人しか採用されないのにぼくを採用してくれた。絶対に後々になって後悔したはず。

最初はほとんど自分より年下の子ばかりで少しやりづらかった。たぶん新人として入ってきた自分がみんなより年上だから教える側の方がやりづらかったはず。ちなみに、その時にぼくに丁寧に1からご指導をしてくれたのがお嬢ちゃんでした。お嬢ちゃんは神様のようでした。走るマニュアルでした。その節はありがとうございました。

でも、知らないうちにパートの人から学生の人みんなと仲良くなれた。めちゃくちゃ年下にバカにされたりなめられることもあったけど全く気にならないくらい楽しかった。セクションで分かれてたけどそんなものも関係ないくらいたくさんの人と関われた。意味わからん大人もいてすごく腹が立つこともあったけど、時にそれをみんなで共有することでストレス発散にもなった。

ぼくにとって、バイトに行くっていうより遊びに行くような感覚だった。だって、いつ行っても誰かいたから。一緒にシフト入ると嬉しいって言ってくれる子もいて、とても嬉しかった。みんながみんな優しくしてくれて、いろいろな話が出来て、たくさん遊べて幸せでした。

普通に3月まで働けば良かった!!っていうのは少し後悔してる。

 

いまは、コロナの影響で休業してるけど営業再開されたら真っ先に遊びに行きたいね。

みんなで頑張ろう。